先月地盤調査の結果、部分的に地盤改良が必要とのことになりました。一般的に一部だけの地盤の補強とゆうことにはならないようで、建物全体部分の地盤改良開始です。
施工方法は色々あるようですが、工期が短く、残土の処分等の手間が発生しない、砕石スクリュー・プレス工法という方法でお願いすることになりました。
砕石スクリュー・プレス工法の砕石パイルは、セメント柱状杭や鋼管杭が、地震発生時のせん断力により杭が折れ沈下してしまったりしてしまう可能性があるのに対し、せん断が発生しても、転圧により地盤全体を締め固めてあるので、強度的にはほとんど影響がないとのことです。
砕石で作られたパイル内の隙間は、水圧を逃がす働きをしていて、液状化も軽減できるとのことです。
将来建物撤去の際、自然素材のパイル形成になり、砕石は埋設物にならなく、撤去の必要がないので、土地の資産評価にも影響がないとのことです。
たくさんのメリットがある工法でしたので、迷わずお願いすることにしました。
地耐力の検査も合格でした。